2025-08-12
都市部でネズミ被害が深刻化その背景と最新動向、プロによる簡易対策ガイド
Contents
1. はじめに ~ 急増するネズミ被害
近年、都市部でネズミに関する苦情や相談件数が急増しています。
横浜市では令和元年度の約1,500件から令和4年度には2,400件超へ増加。
千代田区(秋葉原・神田エリア)では過去最多の相談件数を更新し続けており、品川区でも区全体での対策強化が進んでいます。
背景には、飲食店密集地でのごみ管理の不備や、天敵であるカラスの減少、温暖化による活動期間の長期化などが挙げられます。
2. なぜ今、被害が増えているのか
- 都市構造の変化
地下街やビル間の連結など、ネズミが安全に移動できる空間が増加。 - ごみ管理の不備
生ごみや食品残渣が放置されることで餌場が確保される。 - 天敵の減少
カラスの捕獲や減少により、生態系のバランスが崩れ、ネズミの繁殖が加速。 - 温暖化の影響
冬場でも活動が衰えず、年間を通じて繁殖が可能に。
3. 地域別の特徴
- 横浜市
住宅地から商業地まで幅広く発生。特に古い住宅エリアや飲食店密集地で相談件数が増加。 - 千代田区
秋葉原・神田エリアを中心に繁華街での被害が顕著。カラス減少も影響。 - 品川区
マンションや商店街単位での集団対策を推進。地域ぐるみでの駆除・予防活動が強化中。
4. 被害を放置するリスク
- 衛生被害
サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症を媒介。 - 建物損傷
電気配線や断熱材をかじることで故障の原因、火災や漏電の危険。 - 経済的損失
飲食店や宿泊施設では営業停止や評判低下のリスク。
5. 自宅や店舗でできる予防策
- 侵入経路を塞ぐ
床下や壁の隙間、配管周りなど1cm程度の穴も塞ぐ。 - 餌になるようなものを無くす
生ごみは密閉容器に入れ、夜間の放置は避ける。 - 物陰を減らす
倉庫や厨房の整理整頓で巣づくりを防止。 - 定期点検
糞やかじり跡などの痕跡を定期的に確認。
6. 専門業者に依頼すべきケース
- 短期間で再発する場合
- ネズミの目撃や痕跡が複数箇所にある場合
- 建物や設備に被害が出ている場合
- 飲食・宿泊業など衛生管理が厳格に求められる業種
依頼時は、見積もりの明確さ、再発防止策、実績や保証内容を必ず確認しましょう。
7. まとめ
全国的に都市部では、ネズミ被害が年々深刻化しています。
早期の予防と、発生時の迅速な対応が被害拡大を防ぐカギです。
横浜エリア・品川エリアでネズミの兆候や被害が気になる方は、早めにダスキン東寺尾支店・東五反田TMXへご相談ください。
→ ネズミ駆除サービスについてはこちら
関連記事