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害虫駆除ならダスキン
2025-08-25

【飲食店向け解説】コバエ駆除のコツと効果的な予防対策とは?発生の原因となる要素、専門業者に依頼すべきタイミングとは?


「厨房でよくコバエを見かける…でも駆除してもまたすぐ出てくる」飲食店にありがちな悩みとその理由・解決策とは?

コバエの出やすい場所を記したマップ

飲食店の厨房やホール、生ごみ置き場やシンク周りでよく見かけるコバエ。
「対策の仕方がわからない」
「駆除しても次の日にはまた飛んでいる」
「お客様からクレームになってしまった」
そんなお悩み、神奈川県内・東京都内の飲食店から多く寄せられています。

実は、コバエは目に見える虫を退治するだけでは不十分
構造上の問題で対策自体が難しい場合もありますが、基本的には発生源の特定と根本的な対策が必要です。
この記事では、飲食店で働いている方に向けて基本となるコバエ予防対策や駆除方法・駆除業者の導入のタイミングや費用の一例、飲食店で見かけやすいコバエの種類などをまとめて紹介していきます。


【飲食店スタッフ様向け】すぐにできるコバエの繁殖を防ぐ基本予防対策・駆除方法

排水まわり

シンク台を掃除している飲食店のスタッフ

日常清掃での予防は→


  • 排水口・グリストラップは毎日ブラシ清掃を実施
    • 排水口内部や配管に付着する“バイオフィルム(ヌメリ状の雑菌層)”は、コバエの発生源となるため、専用洗剤(バイオフィルム除去剤)やパイプクリーナーの併用が効果的。
  • 月に1度は熱湯や重曹・酢・薬剤を使った奥までの洗浄を実施

発生がひどい場合には→

  • 毎日の熱湯殺菌(60℃以上)
    • ショウジョウバエは熱に弱く、60℃以上で確実に死滅するとされています(農研機構データ参照)。
  • 重曹+クエン酸洗浄でぬめりを徹底除去
    • 重曹(アルカリ)+クエン酸(酸)の混合により発泡反応が起き、配管内のヌメリや油脂汚れを浮かせて除去します。

生ごみ・空き缶の即時処理

生ごみやフルーツ、ワインに虫が発生しているイラスト
  • ゴミ袋は密閉&都度回収
    • 閉店後30分以内には生ごみを処理・回収することを推奨します。
  • アルコール類・フルーツ系の残渣が特に注意ポイント
    • カットフルーツ(特にパイナップル・バナナ)や、未洗浄のグラスに残ったビール・ワインなどは、わずか数時間でコバエを引き寄せる要因になります。

繁殖ポイントの封鎖

コバエ対策のために隙間を補修しているイラスト
  • 設備の下、壁との隙間を塞ぐ
    • 壁際の隙間にはコーキング剤(シリコン系)を使用し、冷蔵機器下やラック下の床面には金属メッシュや目の細かいステンレスネットを敷くのが有効です。
  • シール剤やネットなどで侵入経路をブロック
    • クラック(ひび割れ)や劣化したシーリングの中にもコバエが繁殖するため、床材や配管周囲の定期点検や補修が必要です。
      特にタイルなどの床のひび割れは水や食べかすが溜まりやすく、繁殖の一因となるので注意が必要です。

誘引捕獲

  • 店舗内やキッチン・ドリンクエリアにコバエホイホイ等のトラップやLED捕虫器設置
    • コバエ類は波長約300~400nm(ナノメーター)の紫外線、特に370nm前後の光に強く誘引されるため、この波長に対応したLED捕虫器が特に効果的です。

ただし、これらを行っても「見えない場所に巣がある」「広範囲に広がっている」場合には、自力では限界があることもあります。


飲食店のコバエ駆除はプロの業者に任せるべき理由と費用目安

プロの駆除業者が行う作業には、以下のような強みがあります

✅ 現地調査時の確認事項とメリット

  • 🔍 見えにくい発生源の特定
    • ライトや機材を用いて、目視では確認しづらい巣や幼虫の発生箇所を徹底的に調査します。
  • 💡 薬剤に頼る前の環境改善アドバイス
    • 駆除に先立ち、発生しにくい環境づくりのための改善ポイントをご提案いたします。
現地調査をしている害虫駆除スタッフ
グリストラップ内のイラスト

💪 安全かつ効果的な駆除

  • 🧴 飲食店で使用可能な薬剤の使用
    • 低臭・低刺激の専用薬剤を使用し、営業への影響を最小限に抑えた処理を実施。
  • 🧹 発生源がある場合の対処
    • 粒剤や液剤を使った処理、および発生源周辺の徹底的な清掃のご提案等により、環境を根本から改善。
  • 🪤 発生源の特定が難しい場合
    • 光で誘引する捕虫器を設置し、定期的な捕獲で発生状況をモニタリング・管理。
捕虫器の写真
捕虫器の画像
グリストラップに薬剤を散布している害虫駆除スタッフ

🔁 再発防止の提案と定期点検

  • 🛠 発生状況に応じた駆除作業の実施
    • グリストラップなど、害虫の発生源に合わせて適切な薬剤処理や作業を実施します。
    • 薬剤処理での対策が困難であったり不十分な場合、捕虫器なども併せたご提案。
  • 🔁 定期的な点検・薬剤散布・捕虫紙交換
    • ダスキンでは、4週間毎の定期対応が標準。
      (薬剤散布~50㎡の場合、初回15,840円/定期5,280円) 
      (捕虫器は種類により一台あたり各3,190円~5,500円)各種税込
    • 発生状況を継続的に管理し、再発を防止します。
  • 🧹 必要に応じた清掃のご提案
    • 清掃不足が原因となるケースには、清掃事業部から厨房内の衛生改善や清掃方法についてもご提案します。
作業中の害虫駆除スタッフのイラスト

飲食店でよく見かけるコバエの種類一覧とそれぞれの発生しやすい場所

コバエは一括りにされがちですが、種類によって発生場所や好む環境が異なります。

ショウジョウバエ、キノコバエ、ノミバエ、チョウバエそれぞれの特徴を描いたイラスト

🪰 ショウジョウバエ

  • 果物やアルコール、調味料の残り香に集まりやすい
  • 生ごみ・缶ビン類の付着液が原因になることも

🪰 キノコバエ

  • 湿った土や腐葉土を好み、観葉植物の周囲に発生しやすい小さなハエ。
  • 黒っぽく体長2mmほどで、飛び回るほか土中に卵を産み幼虫が植物の根を傷めることもある。

🪰 ノミバエ

  • 排水溝やグリストラップ、ドレンパンに潜み、急激に増える
  • 厨房設備の裏や床の隙間で繁殖しやすい

🪰 チョウバエ

  • 排水口のぬめり、汚水槽の清掃不足が原因
  • ビルなどの施設の場合、配管からの原因で侵入してくることも

いずれも卵から成虫になる期間が2週間前後と短く、湿気・ニオイ・有機物を好むため、飲食店では非常に発生しやすいのです。


コバエは“見えない場所”に潜む。だからこそプロの業者に相談を

ライトで暗闇を照らしている害虫駆除のスタッフ

コバエは小さいからこそ見逃されやすく、特に飲食店の場合は完全な駆除や対策が難しいため、衛生評価やお客様の印象を大きく損なうリスクがあります。
また、繁殖サイクルが非常に短いため、放置すると数日で大量発生することも。

駆除も大事ですが、その後の「再発しない対策」がもっと大切です。

こんな方はすぐにご相談ください

  • 飲食店で厨房やホールに虫が飛んでいる
  • トイレ内や洗面付近に虫が飛んでいる
  • 毎日スプレーなどで対処しても、すぐにまた出てくる
  • 保健所の検査を控えている or クレームを未然に防ぎたい

横浜エリア周辺・品川エリアのコバエの駆除・対策のご相談は、ダスキン東寺尾支店・東五反田TMX店へ

  • 飲食店向けの駆除対応
  • その他の害虫も形跡があれば報告・対策提案
  • 調査・お見積りは無料
  • 神奈川横浜エリア・東京品川周辺エリアで対応可能
  • 一般家庭でもご利用可能

▶【今すぐ無料相談する】

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