冬になるとネズミ被害が急増？室内に侵入する理由と今すぐできる対策
冬になると「天井から物音がする」「キッチンでネズミを見た」「フンのようなものが落ちている」といったネズミに関するお問い合わせが一気に増えます。
実はネズミは寒さが厳しくなる時期ほど、人の住む建物の中へ積極的に侵入してくる害獣です。
この記事では、
- なぜ冬にネズミ被害が増えるのか
- よくある侵入経路と被害内容
- 自分でできる予防策
- 専門業者へ相談すべきタイミング
を中心に、すでにメイン記事を読んでいる方にも理解が深まる内容として解説します。
Contents
冬場にネズミの侵入が増える理由
ネズミが冬に活発になるのには、明確な理由があります。
寒さを避けて暖かい場所を探す
ネズミは寒さが苦手なため、
人が生活している建物＝暖かく、食べ物もある場所を本能的に狙います。
エサが減り屋外で生きづらくなる
冬は屋外の食料が減るため、
- ゴミ置き場
- 倉庫
- 飲食店の裏
などから住宅・店舗内へ移動しやすくなります。
わずかな隙間からでも侵入できる
ネズミは500円玉ほどの隙間があれば侵入可能です。
築年数の経った建物ほど、冬場の侵入リスクが高くなります。
冬に多いネズミ被害の具体例
天井裏・壁の中からの物音
夜中に「カリカリ」「ドタドタ」といった音がする場合、
天井裏や壁内で活動している可能性があります。
電気配線・断熱材をかじられる
ネズミは歯を削るために配線をかじる習性があり、
- 漏電
- 火災
- エアコン・照明トラブル
につながるケースも少なくありません。
フン・尿による衛生被害
ネズミのフンや尿は、
- 悪臭
- 食品汚染
- 感染症リスク
を伴います。特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では注意が必要です。
自分でできる冬前・冬場のネズミ対策
被害を広げないために、以下の点はすぐ確認しましょう。
侵入口になりやすい場所をチェック
- 換気口・通気口
- 配管の隙間
- エアコンの配管穴
- 玄関・勝手口の下部
目に見えない隙間も要注意です。
食べ物・ゴミの管理を徹底
- 食品は密閉容器へ
- ペットフードの出しっぱなしをやめる
- ゴミは蓋付き容器に
これだけでも寄せ付けにくくなります。
市販グッズの限界も知っておく
忌避剤や粘着シートは一時的な効果はありますが、
- 根本的な侵入口の遮断
- 巣の撤去
までは難しいケースが多いのが現実です。
こんな症状があれば専門業者へ相談を
次のような場合は、早めの専門対応をおすすめします。
- 何度もネズミを見かける
- 天井裏の音が続いている
- フンの量が増えている
- 市販対策をしても改善しない
放置すると、被害範囲と駆除費用が大きくなることもあります。
※ ネズミの生態・駆除方法・費用については
【ネズミ駆除TOPページ】 もあわせてご確認ください。
冬のネズミ被害は早期対応が重要です
冬場のネズミ侵入は「気づいた時点」で対処することが重要です。
侵入口の封鎖、被害状況の確認、再発防止まで含めた対応で、安心できる環境を取り戻せます。
「もしかしてネズミかも？」と感じた段階でのご相談が、結果的に一番負担が少なく済みます。
