パリの有名映画館でトコジラミ(南京虫)大量発生!
2025年11月、フランス・パリの有名映画館で、観客から
「座席に虫がいた」「噛まれた跡がある」
といった報告が相次ぎ、調査の結果 トコジラミ(南京虫)の大量発生 が確認されました。
上映ホールは一時閉鎖され、座席の撤去・高温スチーム処理・徹底点検 などの大規模な対策が実施されています。
このニュース、一見すると「海外の話」に感じますが、トコジラミは 人の移動に合わせて広がる害虫 のため、
映画館・ホテル・公共交通機関など 日本でも同じことが起きる可能性があります。
この記事では、
- なぜ映画館で発生したのか
- 日本でも広がる「持ち込みリスク」
- 家庭でできる予防
- 刺されたかも?というときの注意点
- 専門業者へ相談すべきタイミング
をわかりやすく解説します。
Contents
パリの映画館では何が起きたのか
観客からは、次のような声が続出しました。
- 座席に小さな虫を目撃した
- 映画鑑賞後に刺し跡が出た
- 衣類やバッグに虫が付着していた
調査の結果、複数の座席やカーペットから トコジラミが確認 されたため、
- 座席撤去
- 180℃以上の高温スチーム処理
- 床・壁の隙間の徹底点検
- 再発防止のモニタリング
などの 大規模な駆除作業 が行われました。
なぜ映画館のような公共施設でトコジラミが増えるのか
① 布製の座席・カーペットが豊富
縫い目・裏側・隙間など、トコジラミが隠れやすい場所が多い構造です。
② 不特定多数の利用で“持ち込み”が起きやすい
飛ぶことはありませんが、衣類・バッグ・スーツケースに付着して移動します。
③ 暗い室内で人が長時間座る
体温や呼気を感知し、吸血しやすい環境となります。
④ 発見が難しく、気づいたときには広がっている
夜行性で小さく、通常の清掃では見逃されがちです。
日本でも急増中。広がる「持ち込み型トコジラミ被害」
現在、日本国内でも以下の場所での相談が増えています。
- ホテル・旅館
- 新幹線・飛行機・長距離バス
- 映画館
- 漫画喫茶・カラオケ
- 中古家具(ソファ・ベッド)
「汚れている場所に出る」と誤解されがちですが、実際には
人の移動が多い都市ほどリスクが高い のが特徴です。
家庭でできる「持ち帰らない・広げない」ための予防策
① 帰宅後の衣類・荷物対策
- コート・ズボンは玄関で脱ぐ
- 乾燥機が使える場合は50℃以上で加熱
- スーツケースは寝室で開けない
- バッグの底・ポケットの軽いチェック
② ベッド・ソファ周りの定期チェック
チェックポイント:
- 縫い目・裏側の黒い点(糞)
- 小さな血痕
- 1mmほどの白い卵
- 小さな抜け殻
月1回のチェックでも大きな予防効果があります。
③ 刺されたかも?と思ったら
トコジラミの刺し跡の特徴:
- 強いかゆみ
- 直線状に2〜3箇所刺される
- 数時間~数日後に腫れが出る
「もしかして…?」と感じた時点で、被害が広がり始めている可能性があります。
🔶 自分での駆除はほぼ不可能。専門相談が“最も安い対策”です
トコジラミは市販薬剤が卵に効きにくく、
自力駆除では「いなくなったように見えて再発」というケースが非常に多い害虫です。
早めに専門業者へ相談することで、
- 被害の拡大を防げる
- 駆除費用を最小限にできる
- ご家庭や施設の営業を止めずに済む
など 大きなメリットがあります。
問い合わせフォーム
ダスキンでは、「これってトコジラミ?」という初期相談から無料で対応 しています。
- 刺し跡だけ
- 見つけた虫の写真だけ
- 荷物への付着が不安
- 宿泊施設や店舗の確認だけしてほしい












