冬場の寝具や暖房器具はトコジラミに注意!
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なぜ冬でもトコジラミが発生するのか?
「トコジラミは夏の害虫」というイメージを持つ方が多いですが、
実際には 冬でも活動が止まるわけではありません。
トコジラミは気温15℃を下回ると動きが鈍くなりますが、
暖房の効いた室内では一年中繁殖が可能 です。
特に人が長時間いる寝室は暖かく、布団や毛布など隠れ場所が豊富なため、
冬場でも被害相談が増える傾向があります。
近年では、旅行シーズンや帰省シーズン中の 持ち込み被害 も増加しており、
感染経路が特定しにくいケースも見られます。
- 暖房器具の周りが温かい
- 布団や毛布を頻繁に使う
- 洋服やカバンをベッドの上に置きがち
これらの条件が揃う冬場は、
むしろトコジラミが見つかりやすく、繁殖リスクが高まる季節と言えます。
冬場に注意すべき寝具・暖房器具周りの発生ポイント
冬は、以下のような「温かくて暗い・人が触れる場所」に注意が必要です。
● 寝具(布団・毛布・マットレス)
トコジラミは人が寝ている時間帯に吸血するため、
寝具まわりは最も発生しやすい場所です。
- 布団の縫い目
- マットレスのタグ部分
- ベッドフレームの隙間
- 枕カバーの裏側
- シーツとマットレスの間
これらは特に重点チェックが必要です。
● 電気毛布・ホットカーペット
暖かさを求めて寄ってくるケースが多く、
折りたたんだ部分、熱線の縫製部に潜んでいることがあります。
● ファンヒーター・電気ストーブの周辺
「暖房器具そのもの」ではなく、
暖房で温められた近くの壁、カーテン、家具裏に潜むケースが増加 します。
● ダウンジャケットや冬服
旅行・ホテル・公共交通機関で付着したトコジラミが
ダウンや厚手のコートに入り込んだ状態で室内へ持ち込む事例もあります。
冬に多いトコジラミ被害のサイン|かゆみ・刺し跡は要注意
トコジラミのかゆみは、蚊とは異なり 時間差で腫れる のが特徴です。
特に冬場は乾燥で肌が弱くなっているため、症状が強く出ることがあります。
● トコジラミによくある症状
- 朝起きたら複数の刺し跡が“直線状”に並んでいる
- 蚊よりもかゆみが長く続く
- 赤い斑点が数日~1週間残る
- 腕・脚・腰など衣類の上からも刺される
また、以下の「痕跡」がある場合も要注意です。
● 室内に見られる痕跡
- シーツや枕に黒い点(糞跡)がある
- ベッド周りに脱皮殻が落ちている
- 小さな茶色い虫を見かけた
- 寝具周りから異臭(カビ臭い甘い臭い)がする
このような場合は、すでに繁殖している可能性が高いため
早めの調査が重要です。
冬にできるトコジラミ対策と予防方法
冬のトコジラミ対策は「持ち込まない・増やさない」が基本です。
● 寝具の定期的な洗濯・乾燥
60℃以上の熱が有効なため、
乾燥機の高温モード が非常に効果的です。
● 帰省・旅行後の荷物チェック
- キャリーバッグをベッドの上に置かない
- 服は玄関で振り払ってから収納
- 宿泊先で刺された場合は特に注意
● 暖房器具周りの清掃
トコジラミはホコリが溜まった隙間に潜むため、
暖房器具の裏や壁際はこまめに掃除すると効果的です。
● 市販スプレーでの完全駆除は困難
殺虫剤は“見えた個体”には効きますが、
卵には効かない薬剤が多く、再発につながります。
● 専門業者による調査・駆除
トコジラミは繁殖力が強く、一度発生すると
個人での完全駆除は非常に難しい害虫 です。ダスキンターミニックスでは、
冷却処理・薬剤処理・再発防止対策を組み合わせた
総合的な駆除プランをご提供しています。
冬場は寝具や暖房器具まわりにトコジラミが潜みやすく、
発見が遅れると被害が広がる傾向があります。「かゆみが続く」「刺し跡が増えた」「荷物から持ち込んだかも…」
など、少しでも気になる場合は早めの調査がおすすめです。
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